2003.02.01（土）〜2003.02.02（日）
見学研修会 テーマ 「ふとんをどう集め どう洗う」
・岩田屋ホームサービス 久我社長 講演
・京葉クリーンライフ 森内社長 講演
・モガワ 工場見学 |
2002.9.20
全国ふとんクリーニング協会 定時総会 ■ 東興ホテル 10月26日（土） 開催されます。
記念講演 元船井総合研究所 専務取締役 河口先生「マーケティングの神様と呼ばれた」 |
協会で制作いたしました「ふとんクリーニングＱ＆Ａ」が「月刊消費者」（経済産業省の外郭団体である
（財）日本消費者協会）で紹介されることになりました。「消費者の皆様にふとんのお手入れやクリーニングに
ついて知って頂く事を目的に制作したもので、基本的に会員会社から消費者の皆様にお配りしています」と
ご紹介しておりますので消費者から「Ｑ＆Ａ」がほしいとの要望がありました場合、一番近くの会員の皆様を
ご紹介することになりますので宜しくお願い致します。（御社の会社案内とともにお渡しいただければ顧客対象
になると思われますが万一紹介されたくないという方がいらっしゃいましたら事前に事務局までご一報下さい。
次に近い地域の会員、もしくは事務局からご郵送致します）
掲載（発行日）が決まりましたら、ご連絡致します。 |
| ■ REFUTON プロ Ｓｈｏｐ コーナー |
すべて開示！
●全国ネット布団丸洗い・ふとん丸洗いの市場？●寝具メーカーとクレーム●布団クリーニング後の圧縮パック●依頼動機●汚れを知ってもらう●除塵サービス●小型顕微鏡の活用●市場戦略●チャネル 変更●ルートの 変革●必ず有るここにもあった新ルート●いかに消費者に近づくか●低料金の秘密！●新商品の誕生●ペリカン・ヤマトさんの協力●ふとん汚れが理解される日そして洗う事が当然となる日 |
私達プロは奇麗を当然の責務とし生地の痛みとの矛盾に立ち向かわなければなりません。
汚れに対して手を加えることが全てとは思いませんが挑戦すること大切ですね、
そこにはクレームと言う評価が待っている場合もございますが。
お客様に全て弁償していたのでは将来もクレーム、弁償の図式から脱却できません。
クレームは私達の知識、技術に対して力が足りないとのお客様からのメッセージです、
更なる進歩への大きなチャンスが来たと考えるべきです。
下記に主な事例を列挙しました。
消費者の中には掛布団を敷布団に使用してこれは敷布団と言う人やカバーを掛けて出した為に
これは自分の布団でないと怒り出す人がおります、（返却された布団カバーに気付かずに）
きっと買ってから初めて洗ったのですね。
時代のせいにしたくはございませんが鬼の首を取ったように烈火のごとに怒り出す人が多くなってきましたね。
（冷静に話していれば後で恥をかかずに済んですがね）
私もいろいろな事に対処いたして参りましたが以下のようなことは皆さんにも経験があると思います。
もしお困りで弁償まで覚悟したのでしたならばあきらめずにご連絡ください
精一杯出来る範囲でお手伝いさせて頂きますので。
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このメーカー（＊＊＊＊ベット）は要注意ですよ。(フランスベットさんではありません)
事例・・・羽毛布団熱溶着
決定権者が直接関与しないために全ての事項で即決されず対応時間が長くなった。 |
羽毛布団は通常小部屋に糸縫製で仕切られております。
現在は更に改良されて立体キルトになり暖かさも大変良くなりました。
10年ぐらい前に新商品としてこの仕切りを熱溶着で加工したものが出回りました。
現在は剥がれる事例が多発しこの方法は行われていないとの事です（担当者 談）。
メーカーは売らんが為にいろいろ開発しますが経年劣化までは完全に想定されないようです。
人間のやることだからしょうがありませんがメーカーの姿勢は問題が起きた時ですね。
全自動洗濯機200キロで水洗い洗浄、予干し、タンブラー乾燥後 一部剥がれが確認された。
メーカーに事情説明したところ修理設備、熱溶着設備は剥がれ事例があった為にすでに無いとの事。
（メーカーは上場会社・本社東京・主要販品ベット・折衝先商品企画課 ）
当社で全額弁償したい旨を伝えたところ代金を振り込んでくださいとの事でした。
同等品決定
代替品在庫確認
その後代金振込み先問い合わせ
入金確認
商品在庫の有無連絡
商品入庫の確認
お客様にお届けする日
週末を含みましたがここまでのやり取り連絡に6日もかかりました。
（しかもお客様に納品までなんと2週間以上も時間を要してしまいました。）
以上の確認はすべて当方からの連絡でした、（事実です）。
各決定は受話器を手で塞ぎ誰かの助言を聞いての返答でした。
責任決定者は一度も電話には出てきませんでした。
このメーカーはクレームに対する誠意感じられませんでした。（「一日千秋の思い」の言葉知らず）
仲間には既に公表致しました。
熱溶着剤の経年劣化により剥がれが発生したものと考えられる。
羽毛製品はタンブリングで揉みほぐす乾燥工程が必要とされます。
この外的な力が加わるために熱溶着で仕切る製品はクリーニングに耐えらる限界があると思われます。
メーカー、商品名、品質など問題商品知りたい方にはお知らせします。
同商品類は洗わずにすぐ返品をお薦めいたします。
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寝具装飾品メーカー クレーム窓口がしっかりした誠意の感じられるメーカー（共通点は即日決済でした） |
ブリジストン
決定権のある上役の方が直接応対して頂きました。
東洋羽毛工業
http://www.toyoumo.co.jp/
あの和田アキ子ＣＭでおなじみの東洋羽毛工業さん。対応も一流でした。
フランスベット
http://www.francebed.co.jp/
商品代金、迅速な手配など誠意あるご回答を頂きました。
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移染 |
移染は色を抑えよう、止めようとする中途半端な作業の結果です。
私達は出るものは出そうとの発想に作業の基準を定めております。
そのために染色堅牢度（けんろうど）が初めから弱い布団生地からは洗濯中に当然出色します。
乾燥仕上げられた繊維でも直ぐにであれば移染された色は落とす事ができます。
事例
羽毛布団（元々青系当然裏地も青）がピンクになってきましたとの事で拝見したところ表地が
ピンクで裏地は青なのでとても不思議でした。
お客様の「青い布団だった」との言葉を信じてピンク色が移染したと考え溶液を作り処置したところなんと
ピンク色だった表地が青色に変化したではありませんかまるでマジックをみているようでした。裏地の青は
全く変化なく表地だけにピンク色が固着したのですね移染への反応性質が表と裏で違っていたのですね、
全く初めての経験でした。
多くの移染は目で分かり色移りが理解できます、その為に出荷前に手当てできます、染色堅牢度が
不安定ですのですぐならば元の色に戻す事ができます。ご相談ください。
頑張って覚えてください
染色堅牢度（せんしょくけんろうど）
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縮み |
ベットパット
特に羊毛のＦ製ベットパットはマローンコマースと言う伸縮性に富んだ生地にキューティクル（ウロコ）がある
羊毛繊維を使用しているために自然と繊維が出で来る。そもそもベットパットとはシーツの下に敷いて
一晩に200ｃｃもの発汗を吸収する役目なのです。多少の縮みや繊維は洗えばでできます。
繊維が出ないようにするのであればダウンプルーフ加工の生地を使用するとの事です（メーカー談）汗を
吸い取るために繊維が出易いのです。
クレームだ！に決して慌てないで下さい。慌てふためくから対応がおかしくなるのです。縮む事はメーカーも
分かっておりますその為に伸縮許容範囲が記されております。でもお客様は10ｃｍも縮むと驚きますしかし
縮んだものは伸ばせます。当社では洗って伸ばすのが当たり前としております。羊毛繊維にはキューティクル
つまりうろこがあるため絡み合いどんどん縮む性質（フェルト化）があるのです靴底にしているフェルトは
わざと羊毛繊維を縮めたものでした。お怒りが収まらないのは貴方の知識不足のためなのです。
頑張って覚えてください
ベットパットの目的、キューティクル、フェルト化、伸縮許容範囲、マローンコマース、ダウンプルーフ加工、
縮みは元に戻る事を。
立て板に水の如く言えるようになれば決してクレームになりません。
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酸化欠損 |
鉄のさびが剥がれ落ちる事を知っていますね。
お客様は鉄が錆びてぼろぼろになる事は知っていてもまさか布団に付いた汚れが酸化するとは
思わないようですね。同じなのです、例えば血液のような汚れのシミの通り欠落する場合があります。
繊維はその汚れに酸化、侵食されて弱い状態となります。
洋服と違い10年も20年も長期間使用されているのが布団です。
長年使用されて弱くなっている状態に水流、脱水の力が加わりますとシミ状に破れてしまいます。
洗濯前はなんともなくて洗濯に出したら破れてしまったとクレームになる場合がありますが
事前の点検がとても重要です。
羽毛布団の場合ミシン目から破れることがあります。事前に防ぐ方法は検品以外にございません。
ミシン目は生地側からみますと破線を入れられている状態です
縫製糸が生地より早く弱る場合は生地に点々と穴が開いている状態と考えられますのでミシン目から破れる
可能性が出できます。
良く日に干され手入れされた布団は日光により生地が大変弱くなっています
消費者の方も良く汚れの酸化現象に理解されることが必要ですいたずらに事を荒立てて無知をさらけ出し
恥をかかないような物静かな言い様が大切です。
消費者生活センターなど公的な第三者機関に申し出ますと消費者側の償却分に付きましての
免責分も必ず問われることになります。
（但し私達業者側から申し出は出来ませんので、念のため）
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☆ご質問には出来るだけお答え致しますが遅くなる場合もございます。
それでも宜しければ ■ここから ご意見お寄せください。 |
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メーカーの方ご相談下さい。
mailto:info@maruarai.net |
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ご同業の方、クレーム事例などお知らせください。
mailto:info@maruarai.net |
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