●汚れる理由??? 人間は毎晩 約200cc発汗をします。コップ1杯分です。
●塩素、尿素など目に見えないものもが布団にふくまれるようになります。
フケに代表されるように体から7日で約5gの角質が剥がれ落ちます。
●皮脂(体の油)もシーツカバーなどを通しいつの間にかしみ込み汚れて
しまいます。それに整髪料など外的な要因でよごれています。
●365日毎日使うのふとんが汚れていないはずがありません。
▼湿った布団は体温を奪います。
▼吸湿発散生が悪くなります
▼喘息の子供さんには特にふとんそのものがアレルゲンになる場合
がありますので特に気をつけたいものです。
●時代背景/いつの時代でもこうだったのでしょうか?
いえいえ違いますこんなに手入れをしない時代はありませんでした。
つい最近まで古綿の打ち返し屋さんと言うのがございまして
(いえ、まだございます)少なくなりまして、と言い換えます。
布団の側地を洗濯又は交換して綿は打ち返しと言って機械で解きほぐしてくれました。
各家庭でも春秋の頃にふとんは作り直したものでした。何故今のように手入れしなくなったのでしょうか?。
●まず一番に言える事は核家族化となり作る人がいなくなりました。
一昔前、男の甲斐性は蔵を作ること、 女の甲斐性は御膳とふとんを作り揃える事、私の親世代までこう言われました。
しかし作り直しが高価の時代となりました。
一般的にふとん1枚作り直すと一万円前後の費用は掛かります。
今、 *新品が安い時代となり量販店ですと1枚5000円も
あれば購入できる商品もあります。当然作り直すような
*手入れはせず汚れたまま使い続け、ゴミとして捨てているのが現代です。
●日本の住宅環境は大きく変化しました。高温多湿で季節変化のある日本の家屋構造には
縁側があり朝に開けて部屋の埃を掃き出し空気の入れ替えをしました。今はどうでしょうか
* 高断熱高気密の住宅化進が進み室内温度20度の家作りが理想とされるようになりました。我が家でも家を3年前に新築しました。薪ストーブを備えつけようとしたところ空調屋さんは真顔で「焚いたら死んでしまいますヨ」、と言われました。空気もお金で買う時代でしょうか。現在薪ストーブを焚いていますが大丈夫です。自然が一杯の地方にはそこまで必要なのかと考えました。
●この快適環境は*ダニにも快適環境ですネ*喘息の人が夜お休みになって体が温まると発作が始まる、と聞きました。部屋中の埃が沈み寝ている空気の層は当然埃が多くなっていきますネ。
体が温まったからではなく実はホコリを吸い込み始めるからではないでしょうか?
そして2〜3年間使用したふとんは*1枚に10万匹のダニがいるといわれています 。手入れしていないアレルゲンが多く含まれている布団に顔を近づけたらどうなるかは明白です。アレルゲン除去には
洗い流す事が一番効果がある、と各研究機関で発表しています。全国ドライ新聞社「平成3月10日10日発行」ではハッキリ小児喘息断つとまで言っております。これは国立公衆衛生院衛生微生物生物学部の阪口雅弘主任研究官らは「小児喘息の原因となっているダニ・アレルゲンの除去に、布団の機械での丸洗いが有効であるとことを突き止めた、と発表いたしました。」 このほかでも数多くの好結果が発表されています。
● アレルギー患者は現在3000万人いると言われ増加の傾向にあります。
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▲ふ と ん を 洗 い ま し ょ う。▼
吸湿発散性・保温性に優れたポカポカ、ふんわりふとんに生まれ変わります快適な睡眠は心身の代謝を良くし体の疲れを取り明日の活力が生まれます
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■綿布団の特徴 |
日本では最も古い歴史をもつ綿ふとん。お年より の中には、綿ふとんが一番と考えている"こだわり派
" が多いのはなぜでしょうか。 捨てがたい魅力を紹介 すると同時に、これからも長くお付き合いするには どうすれば良いのかワンポイントのアドバイスです。
綿わたふとんの 特徴 長所 ・吸湿性保温性に優れ日本の気候風土に合っている。
・復元力に富んでいて日に干すと弾力が回復する。 ・合繊、羊毛では味わえないクッション性があり、 特に敷き布団に適している。
・静電気が無く羊毛や羽毛のような臭いが無い。 短所 ・他の繊維ふとんに比べ重く取り扱いが大変。
・発散性が劣るため日に干す必要がある。
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■羊毛布団の特徴 |
(長所 )
他の繊維と比べて吸湿性発散性に優れている。 |
繊維表面がウロコ状で独特な繊維の縮れがある。 |
軽いので取り扱いが大変、楽である。 |
薄いので収納スペースが少なくてすむ |
( 短所 )
・繊維が高価な為綿布団のように大量に使用できない。
・薄いため床つき感がある。しかし腰痛の人には良いとされる
【oneポイントアドバイス】
タイプがたくさんあるので予算と品質などを十分検討してから購入をおすすめいたします。
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■えッ叩いてダメ |
だって電車のシート叩いたら周りの人どんな反応するのか分かりますよネ。
そんな事言われなくたって。では何故叩くのでしょうか? 意味も無くやってしまう事この世にはたくさんあります。
ほこりがたっぷり浮いた布団に喘息の人がお休みになったら・・・・。さあたいへん
すべての行動が意味があるとはとは限らない代表でしょうか。
叩く事で手入れしたような気分になれるのでしょうね。
決して叩かず是非日干しの後は掃除機をかけましょう。
日干しした日に限って発作なんて事ないですよネ。
片面5分でOK十分効果があること実証されてます。
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◆寝具の手入れ |
日常ご家庭で出来る手入れ、ご説明いたします。
3つの基本
@洗濯・・・カバーやシーツはこまめにとりかえて洗濯し、寝具が汚れないようにする。
A乾燥・・・ふとんを日に干す。またはふとん乾燥機で乾燥させる。
B掃除・・・ふとんや枕は時々掃除機をかける、寝室や押入れをよく掃除する。
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Q1 カバーやシーツは、
何日に1度洗ったらいい?
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A 汗や汚れの程度により違いますが、普通、大人は次のとおりです。
・夏・・・3日〜1週間に1回
・冬・・・1週間〜10日に1回
赤ちゃんや成長期の子供のもの、夏のシーツは、毎日でも洗いたいですね。 |
Q2 カバーやシーツにのりをする? |
A のりをつけてパリッとした感触が好きな人、のりをつけない柔らかいのが好きな人、
どちらでも好きずきです。 |
Q3 カバーやシーツは何枚必要? |
A 掛けふとんカバーよりも、シーツのほうが汚れやすく、洗濯回数が多くなります。
1人当たり掛けカバーは3枚、シーツは4枚くらいは必要です。 |
Q4 上手なふとんの干し方は? |
A 天気の良い日に、両面を干します。時間帯は、湿気の少ない午前10時〜午後3時
ぐらいまで。側地の色あせや汚れを防ぐため、カバーやシーツでおおって干しましょう。 |
Q5 種類によって、干し方や干す時間が違う? |
A 中の素材によって微妙な違いはあります。いずれも片面約1〜2時間干してください。
・綿ふとん・・・・・湿気を吸いやすいので、天気の良い乾燥した日に頻繁に干す。
・羊毛ふとん・・・湿気を発散しやすいので、綿ふとんほど頻繁に干さなくてもいい。
週に1回程度が目安。
・羽毛ふとん・・・頻繁に干さなくてもいいが、2週間に1回程度は干す。
・合繊ふとん・・・側地を乾燥させ、わたのへたりを防ぐため週1回は干す。
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Q6 羽毛・羊毛ふとんは、陰干しがいい? |
A 紫外線には殺菌効果があるので、短時間でも直射日光に当ててください。
羊毛ふとんは弾力が増します。 |
Q7 季節によって、干し方は違う? |
A 基本的には同じですが、夏と冬とでやや違いあります。
・真夏・・・ふとんを取り込んでから、しばらくの間は部屋に広げておきます。
すぐにたたんでしまうと、ふとんに熱がこもったままとなり、暑くて寝られません。
・真冬・・・日が陰るのが早いので、日のあるうちに干しましょう。 |
Q8 干したあとで、ふとんをたたく? |
A ふとんは強くたたかないこと。強くたたくと、わたや羽毛が切れてしまいます。
手でほこりを払う程度にします |
Q9 干せない場合は? |
A ふとん乾燥機を使います。このとき窓を開けるか、換気扇で湿気を外に出すことが大切です。 また、通常、ダニは50℃以上の温度で30分以上加熱すれば、死滅するので、
ダニを減らすのにも効果があります。 |
Q10 花粉症でふとんを外に干すことが
できません。どうしたらいい? |
A ふとん乾燥機を使います。また、外にふとんを干しても、あとで、掃除機をかければ、OK。
手持ちの掃除機の先にふとんローラーを取りつければ、測地やカバーが吸いつきません。 |
Q11 枕も日に干したほうがいい? |
A もちろんです。フケはダニの栄養源になりますので、ふとんを干すときには必ず一緒に
枕も干してください |
Q12 寝室で気をつけることは? |
A 毎日こまめに掃除をし、寝室全体を乾燥させることが大切です。また、アレルギーの
有る方はペットはなるだけ寝室に入れず、虫やカビのつきやすい観葉植物やポプリは
置かないようにしたら宜しいのではないでしょうか。 |
Q13 寝室にカーペットを敷いてもいい? |
A カーペットはダニの温床となりやすいので、できれば、敷かないほうがいいでしょう。
敷いてある場合は、毎日掃除機をかけること。カーペットを敷いてある寝室では、ふとん
よりベットを。カーペットの掃除に便利なパワーブラシのついた掃除機の利用をお薦めします。 |
Q14 そのほかに注意すべきことは? |
A 寝室には余計な家具などを置かずすっきりと。また、クローゼットや押し入れの中も
ときどき掃除機をかけ、天気の良い日には風を通しましょう。 |
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枕の役目 |
「枕が合わなくて困っている」という人がいる一方で「私は枕なしのほうがいい」という人もいます。では、枕は何のためにあるのでしょうか。
普通、枕を使うのは人が寝ているときで、頭と首に当てて使います。では、寝ているとき、どうして枕が必要なのでしょうか。頭を支えている
頚椎の状態からその違いを見てみましょう。
頚椎とは、脊椎のうち首から上の7個を指します。自然な姿勢で立っているときと、枕なしで仰向けに寝ているときを比べてみました。
枕なしの場合は、立っているときに比べて頚椎が背中側に少し曲がり、姿勢はやや反り気味、あごも上がり気味です。この状態は首や肩、
背中などに負担をかけ、肩こりや首の痛みなど体の不調の原因になります。そこで、頚椎を立っているときの無理のない状態に保つために、
枕が必要になるわけです。では、具体的にはどんな枕がよいのでしょうか。 |
★枕の基本的条件
@高さが合っている・枕の高さと頚椎の状態 |
枕が高すぎても、枕がなくても、頚椎は立っているときの自然な状態と違っています。それに対して、頚椎が立っているときと同じように
無理がなく、肩や首がリラックスしている状態にあるとき、「高さが合っている」ということができます。 |
★枕の高さと体型 |
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頚椎を立っているときの自然な状態に保つためには、首と後頭部を支える2箇所の高さが重要です。この高さは一定ではなく、特に、
首部分の高さは体型によってかなり違います。立っているときの首の後の曲線の弧の一番深い箇所を見ると、やせて首が長く姿勢の
よい人はこの弧が浅く、反対に背中の肉付きがよく首が短くて猫背の人はこの弧が深くなります。もちろん寝た状態では、敷き寝具に
体が沈み込んだり、猫背の人は立っているときより、姿勢がよくなったりするため、この数字がそのまま必要な枕の高さとはいえませんが、
高め、低め、どちらの枕を選べばよいかのだいたいの目安にはなります。 |
A密着し過ぎず、中が蒸れない |
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肌に密着し過ぎる枕は、頭や首からの熱や汗が発散されにくく、首や首筋が汗ばみがちで、場合によっては、血行を妨げることもあります。
また詰めものによっては、枕の中に頭から発散される熱と汗の湿気がこもって、蒸れることがあります。そのため、、頭からの熱や湿気が
こもりにくいものを選ぶことが大切です。例えば、そばがらや、パイプ状や球状などのプラスチックは、それ自体や詰めもの同士の間に
すき間があり、形も立体的なため密着せず、熱や湿気を外へ逃がしやすくなっています。 |
B好みの硬さ、感触である
枕の硬さと感触は、詰めものの種類と詰め方によって異なり、どんな硬さと感触がよいかは一人ひとりの好みによります。 |
C大きさ・形が合っている
枕には、寝返りをしても頭が落ちない程度の大きさと形であることが必要です。実際に売られている枕は、43×63cm
の長方形が一般的ですが、より小さいものや大きいもの、扇形などもあります。 |
D気になる音がしない
詰めものによっては、使用中に音がするものがあり、耳の近くで使うものだけに気になる場合があります。例えば、そ
がらや、チップ状のひのき、いろいろな形のプラスチック、石などです。ただしすべての人にこれらの音が気になるわけ
ではなく、全く気にならない人もいます。 |
E気になる臭いや香りがない
音と同様、詰めものには臭いや香りがあるものがあり、人によってはそれが気になります。
・羽毛・羽根・・・・・・・・・・・洗浄が不十分なものなどは、特に湿度の高い季節に臭うことがある。
・ひのき・お茶の葉など・・・安眠を誘う香りといわれているが、反対に気になってかえって眠れなくなる人もいる。 |
■寝具と寝室のアレルギー対策
忙しい1日が終わって、もぐり込んだふとんの中。クシャミやせきが出たり体がかゆくて眠れなかったら・・・。 |
※ 世界全体の問題に
'92年度の厚生省の発表では、この10年間でアトピー性皮膚炎は3倍、気管支ぜんそくは2倍に増え、何らかのアレルギー
症状を持つ人は、総人口の3分の1にもなるとのことです。
また、'94年3月には東京新宿で開かれたシンポジウムで、「ヨーロッパぜんそく・アレルギー協会」が実態を報告しました。
どちらも、今まで遺伝が主な原因と思われていたアレルギーが、体質や特定の食べ物だけでなく、家の中のほこりやダニ
が大きくかかわっていることを伝えています。
これまで、2〜3歳の乳幼児のアレルギーと考えられていたアトピー性皮膚炎が、小学生、中高生になっても治らないケースが
くなりました。また、大人にも重症のアトピー性 皮膚炎が増えており、いずれの場合も、ダニの影響が大きいことがわ
かってきています。今、ダニによるアレルギーは、赤ちゃんから大人まで、しかも世界全体の問題になってきています。 |
※暮らしの変化がダニを増やした
最近の日本の建物は、コンクリート造りやアルミサッシの利用などで気密性が高くなっています。その上、冷暖房の普及に
よって1年中20℃前後の快適温で過ごせる所が多くなりました。さらに家庭では、仕事などで窓を閉めきって外出する主婦が
多くなり、通風のりよかったかつての日本の家は、すっかり風通しの悪い高温多湿の環境になってしまっています。
住まい方も床にカーペットを敷いたり、洗濯物を室内で乾かしたり、掃除の仕方や回数が少なくなり、カビやダニの楽園と化しています。
ダニの 大きさは0.3mm程度。肉眼では見えませんが、もともと家の中だけでなく、電車の中や会社、映画館な
ど、人のいる所ならどこにでもいます。人間のフケやアカが食べ物になるため、カーペット、畳、ソファ、寝具、ぬいぐるみなど
人の体が直接振れるようなところに集まってきます。
ダニの種類は2万種もあるといわれ、家の中に生息するのは、主にチリダニ、ツメダニ、コナダニなどです。 |
※防ダニ寝装品の開発
西宮市環境衛生課やNHKテレビの「サイエンスQ」、アレルギー学会、小児科医などの調査報告から、ダニアレルギーは寝
具にかかわりが大きいことがわかってきました。そして近年、次々に防ダニ寝具が開発されました。
実際、アレルギーの予防と治療に防ダニ寝具が効果をあげていることも、小児科医などから報告されています。
現在開発されている防ダニ寝具の素材は、中身のふとんわたと、それを包む側地、カバー、ピロケースなどのファブリック類
に分かれます。
防ダニ加工製品には、主に薬剤加工による合繊わたや側地と、細い糸でダニの入り込むスキ間のないように織りあげた高密度織物を
使った 側地やカバーがあります。 |
※防ダニ寝装品の傾向
最近の傾向は、薬剤による加工では、さらに抗菌・防臭、消臭効果を付加した素材の開発です。
天然檜のエキスを使った森林浴繊維も、マイルドな防ダニ効果があることが実証されました。
薬剤を使わない高密度織物の防ダニ製品には、すでにポリエステル製のカバーがありましたが、最近では、新合繊が寝装品に
使われるようになり、側地、カバー用の素材として開発されています。こうした新しい素材は、寝装メーカーから製品化さ
れています。
また、超長綿を使った高密度織物の商品もあります。ふとんの側地やカバーの縫い目は中わたへのダニの侵入口になりやすいため、
特に縫製にも注意して仕立てられた、薬剤を使わない綿100%の商品もあります。
現在、防ダニ商品の効果や持続性は、各社の基準によるものです。消費者としては、製造年月や効果の保証期間など、わかりやすく
統一された基準づくりが待たれます。 |
※刺激の少ない寝装品
アレルギー体質の人は、皮膚がデリケートです。衣服や寝装品もできるだけ刺激のないものを使いたいところ。一般的に繊維には、染色、
防縮、柔軟などのさまざまな加工がされ、その加工剤がアレルゲンになる場合が少なくありません。しかし、これらの加工剤に、刺激が
少なくて安全性の高いものだけを使って作られた。素材もあります。また、天然抗菌成分だある
キトサン(エビ、カニなどの甲殻類から摘出)を配合した繊維も開発されました。これらの素材は、アレルゲンをできるだけ取り
除いてあるため、乳幼児にも安心して使えます。家庭での洗濯には刺激の少ない石鹸を使い、いつも清潔でよく乾いた衣服や寝装品を
使うことも大切です。 |
ダニを寄せつけない暮らし方
ダニアレルギー対策は、防ダニ寝装品を使うだけでは十分ではありません。
換気や掃除、生活用品など暮らし全体を見直して、 家中のダニをで きるだけ少なくする工夫や努力が大切です。
しかし、今、特に症状のない人は、あまり神経質にならずに、次のアドバイスを実行するように心が けましょう。 |
※部屋は風通しよくする |
昼間使うことが少ない寝室は、特に換気を忘れがちです。できるだけ窓を開け放して、
外の空気と入れ替えましょう。押し入れやクローゼットも、両端を開けて風の通り道を作ります。 |
※寝室の温度を上げすぎない |
寝室の温度は18℃前後がいいとされています。ダニが繁殖しやすい温度は、20〜30℃です。
暖房をきかせすぎないように注意しましょう。 |
※寝室は掃除しやすく |
寝室はなるべく余計な家具を置かず、シンプルに。畳にカーペットを敷くのは、禁物です。
ベットの下は、掃除しやすいように空間を空けておきましょう。反抗期の中高生になると、
親でも部屋に入れないケースがあります。しかし、ダニアレルギー対策には、掃除が
欠かせないことを理解させましょう。 |
※家具にも掃除機をかける
ソファーやタンスの上などにも |
ダニの死骸やふんもアレルゲンになるため、家具にも掃除機をかけましょう。1uにつき、
20秒が目安です。最近では、ふとんについたダニを吸い込みやすくした、専用のローラーも
市販されています。 |
※枕にこそ、ダニ対策を |
枕はフケやアカで汚れやすく、鼻や口に近いので、特に注意したいものです。丸洗いできる
プラスチックやポリエステルわた製品か、防ダニ加工をしたものを選び、ダニを寄せつけない
ようにしましょう。 |
※ペットを寝室に入れない |
ペットは外からのホコリやダニを運んできたり、毛が直接アレルゲンになったりします。
家族同様のペットも寝室にだけは入れないように。 |
※観葉植物、ポプリなどは置かない |
植物には土や水がつきものです。ポプリなども、虫やカビがつきやすいので、寝室には
置かないように。 |
※シーズンオフの寝具管理も |
アレルギーの症状が最もひどくなるのは、秋冬用の寝具に切り替える10月前後と
いわれています。使わない時も寝具はときどき日に干します。
入れ替えの季節には十分干したあと、掃除機をかけて使いましょう。 |
※家の外のダニにも用心 |
外から家の中にダニを持ち込まないように、衣服は部屋の外でブラシをかけます。また、
いくら家の中のダニを減らしても、外出先や旅先、帰省した実家などで、ダニアレルギーが
ひどくなることがあります。アレルギーのある人は、あらかじめ寝具を日に干して
おいてもらったり、防ダニカバーを持って行くなどして、予防しましょう。 |
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